佐藤直曉リーダー研究所のリーダ育成|人間行動学で人間が見えるリーダー育成

人間分析力強化とリーダー育成

人間分析能力の高いリーダーを育成する

リーダーにとって人間を観る力(人間分析力)はなぜ必要か

リーダーの定義は、「ついてくる人がいる」ということです。

言い換えれば、リーダーは、人に仕事をしてもらえないと困るのです。

そこで、リーダーには次のような能力がもとめられます。

  • 組織を動かす能力
  • 個人を適切に動かす能力
  • 担当する分野の専門知識

そのようなう能力と人間を観る能力とは、密接にかかわっております。

リーダー育成と人間分析力


人間を観る能力が役立つとき

たとえば部下を指導するときには、指導スキルが必要なのは当然ですが、その前提として部下の特性を正しく評価できる眼がなければなりません。

そうでなければ、適切な指導などできないでしょう。

組織を動かそうとすれば、経営戦略、人材戦略、財務戦略などの知識が必要です。たとえば経営戦略でいえば、幸いにも昔に比べて、いろいろな戦略手法が世の中に普及しております。

けれども、私はちょっと待ってくれよ、と言いたいのです。

せっかくのよい戦略案も、人間がどう動くかをよく考えないと組織のなかで殺されてしまいます。

たとえば、リストラ策を考えたら、組織はものすごく抵抗します。どんなに戦略案が正しくても、それだけでは組織を変えることはできません。

ですから、どうしても人間を観る能力、いや人間の理解が必要なのです。

もちろん、リーダーといえども固有技術をないがしろにすることはできません。

固有技術とは営業課長なら営業のスキルであり、財務管理者なら財務の専門知識です。これらの知識や実践力が必要なのは当然のことです。

ただし、専門家としてならともかく、リーダーとしては、それだけでは機能しませんね。

やはり人間を観る力や人間に対する理解力が必要だと私は思います。

結局、組織や社会というのは人間が活動した結果なのです。たとえば金融マネジャーにいくら金融の専門知識があったとしても、株や金利が上がり下がりするのは、投資家の心理によるのです。

ですから、人間心理がわかっていなければ、より的確な判断ができるはずがありません。


だれも教えたがらない人間を観る能力

ところが、人間のことについては、多くの経営機関はあまり熱心に触れようとはしていません。

アメリカのビジネススクールでも、この分野についてはあまり力を入れていないと思います。

理由は簡単。それはたいへん難しいことだからです。

そんな面倒なことより、どうやったら利益が出せるか、財務内容がよくなるかといった経営手法ばかり教えたがります。

勉強する方もそちらを求めます。しかし、今日のアメリカの状態は、このような教育方針とも関係があると、私は思っています。

日本人のなかにはアメリカの真似をするのが好きな人が結構おります。年配者ほどそうかもしれません。しかし、私は日本はもっと別の道を進むべきだと思っています。

日本にはこの分野について非常に優れた研究蓄積があります。これまで私は長い間その勉強をしてまいりました。そして、その知識をいかして、コンサルタントとして活動してきました。

現在は、コンサルティング活動は休止して、自分が学んだことをまとめて世の中に普及させたいと考えています。

私としては私の意見にご賛同いただけるかたたちと力を合わせて、さらに人間の研究を進めてまいりたいと思っております。


人間を観る力(人間分析力)がつけば、それだけでメリットになる

昨今の厳しい経済環境下で、多くの人が何か特色をもちたいと考えあぐねていることでしょう。

しかし、私の経験では、サラリーマンに「あなたの特技はなんですか、特徴はなんですか」とたずねても、即答できる人はそう多くいません。

特に大企業にいると、案外専門知識を獲得できないと、私の友人などはよく言っております。

ですから、もし人間に興味がある人なら、それはとても大きなメリットになる可能性があると、自信をもってください。

従来ですと、「人間に強い」と自分では考えていても、ではどう強いのか、はっきり表現できなかったと思います。

しかし、私と一緒に学んでいかれれば、そのあたりが明確になり、自分の強みをはっきり認識できるようになります。

人間分析能力が高い人は、社会を生き抜く上で大きなメリットになります。


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